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サイト「Related Worlds」に関するつぶやき。
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フーラス更新しました。

彼女を巻き込んだのは、いつまでも彼女を忘れることができなかった自分自身だ。
――Alex


『魔法の石フーラス』第十四章開始です。
2章分飛び越えて、ようやくアレックを再登場させることができました。サイト更新履歴にすれば、実に1年と約9カ月ぶり!彼を待っているというあたたかいお言葉に励まされておりました。

Twitterではわりと予告的なことでお話し済みだったのですが、この14章はアレックの独白シーンに重きをおいています。どんな物語でも私はこういったシーンを特に気に入っていて、なんていうのかな、ヒロイン側から見たヒーローの姿では「格好いい」だとか「クール」だとか「親切」だとかそんな客観的な姿しか描くことができないんだけど、実は中身までそんな単純なものではないんだよ、って明かされる場面というのかな。ヒーローが抱えている「葛藤」とか「暗い部分」とかが読者だけに教えられるそんな場面。ヒロインには知られたくない部分というものかもしれません。

私は恋愛モノを書いているのであって、シルマ側の片思い話で済ませるつもりはありません。シルマと同じくらい、アレックにだって十分に悩んでもらうつもりなのです。


拍手、ランクリありがとうございます!
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フーラス13-3更新しました。
『魔法の石フーラス』13-3を更新しました。
謝ります。ごめんなさい。はよ先進めろよって感じですね。
以前にもお伝えしましたが、13章は短いです。13-4、もしくは5あたりで終るのではと思っています。といいますか、その予定です。
いい加減、置いてけぼりにされたアレックに怒られる…!と思っていたのですが、もう最近は彼、静かに黙ってすねてますね。いやーもうほんとごめん泣(注:本編全く関係ありません)

セロージャは甘いですね、当たり前だけどシルマの性格をわかってなーい!
もしセロージャではなくあそこにいたのがアレックだったら、「後は任せてほしい」と言ったあといなくなったふりをして、何も気づかず行動を開始したシルマの前に突如現れ「やっぱりそうくると思った」などと先を見越してしまうんですが。いえ、これアレックでなくてもシルマを知る者なら間違いなくそうすると思うんですが。

ところでグリフィンをようやく出すことができました。
色を黒にしているのは、仕様です。この世界でのグリフィンは黒い羽根が一般的です。
グリフィンは私が一番に登場させたかった幻獣です。この作品には、ドラゴンもユニコーンも登場しますが、グリフィンは特に思い入れのある生き物だということをここで言っておきます。


いつも拍手、ランクリありがとうございます。
堂々と正面の門扉を叩くわけにもいかないでしょう。
『魔法の石フーラス』13-2を更新しました。

セロージャ(仮)は少々天然なところがありますので、シルマときちんと会話がかみ合っているとは断言できません。ついでに言ってしまうと、女性に対する気遣いに関しても、完璧にそつなくこなせるアレック(アレックも本当は完璧にこなせる紳士なのですよ)とは違い、少々にぶいです。だから坂道だろうとすたすた先を歩いていってしまいます。おかげでシルマも大変です。
さて、言い訳ばかりのセロージャが、その重い腰を上げたのは、なにもシルマの説教に堪えたからというわけではありません。(シルマときたらほんとに説教もどきが大好きですね)見ず知らずの女の子に怒られたくらいで、彼の長い放浪罪滅ぼしにピリオドを打とうというような潔い男でもありません。彼はシルマが思っている以上に、『アレック』という名前が挙がったことにショックを受けています。
とだけ、ここで説明しておきます。おい。

13章はそこまで長い話でもない予定なので、さくっと進めていきたいのですが、月1ペースじゃさくっとどころじゃありませんね。まったくだ。


さて、話は変わって、好きな本の話でも。

ケルスティン・ギア『時間旅行者(タイムトラベラー)の系譜 青玉は光り輝く』
http://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488013097#

こちらは全三部作の第二部です。上記リンクで立ち読みができるようですが、こちらのプロローグに出てくる二人は主人公たちではないことを忠告しておきます。

ちなみに第一部はこちら。

『時間旅行者(タイムトラベラー)の系譜 紅玉は終わりにして始まり』
http://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488013479#

ラブコメです。ラブコメファンタジーです。
でも、時間旅行としてのファンタジー要素はかなり強いと思います。おかげで時代の流れにちょっと混乱もしますが、その点はヒロインもよくわかっていないので、読者は大変助かります。舞台は現代イギリス。主人公はごくごく普通の(まあ、幽霊が見えるという点をのぞけば)女子高校生。『トワイライト』のベラよりはずっと高校生らしい高校生だと思います。(――ちなみに、後に彼女はタイムトラベラーの血を持った女の子だということがわかるのですが)
そしてヒーロー役のギデオン君。俺様キャラではありませんが(…たぶん)、眉目秀麗・頭脳明晰・運動神経抜群で、それが当然だと思っているちょっと性格に問題アリな青年です。これだけなら、私にとって気に入らないヒーローワースト5くらいには入るのかもしれませんが、面白いのは彼がこと自分の感情に関してはまったくのうぶだということ。(これはポールという青年が指摘しているところです)

私自身、小説はキャラ読みから入りこんでしまうタイプの人間なので、どうしても先に登場人物のオススメから入ってしまうのですが、邦訳が私好みに合っているのか、話自体もすーっと入っていくよみやすさがあります。『グーグル検索』とか『アイポッド』とか『ハイスクールミュージカル』とか普通に現代っ子が知ってる単語が出てくることもあって、かなり親近感がわくっていうのも特徴的。

――となーんも作品の紹介にはなっておりませんが、翻訳版最終巻が8月に出るとのことで、早く読ませてくれと今から待ち切れずにいます。あと三カ月もあるなんて…


その前に、まずはいよいよハウル三巻の発売ですね!
フーラス13章の1を更新しました。
毎度更新がたいへん遅くなっております。
『魔法の石フーラス』第十三章「アートス様」の一ページ目を更新しました。

今まで切れ切れにしか出さなかったシーンをようやくちょっとまとめて出せたかなあという13章冒頭です。
このシーンをはじめはシルマの一人称で語らせようと思っていたんですが、どうにも違和感ありありで、結局いつもどおりの三人称でどうにかなったかなという感じでしょうか。

ここでひとつ、ネタ明かしのようなことを言ってしまいますと(そうたいしたものではありませんが)、何か間違いがあったのはシルマのほうではありません。シルマは、気を失ってしまったことを除けば、セロージャの言うとおり、きちんと目的の場所に辿り着いています。とんでもないことになってしまったのは、副隊長と隊員の二人のほうです。ですが、この章はあくまでもシルマが主人公。彼ら二人に何が起きたのかは、また後日明かされることになりましょう。

『弟と剣(つるぎ)』

春野の作業机。
Wordで本文を書いている作品はフーラスくらいなものです。
手元に本は必ず置いておかないと落ち着かないのですが、ポメラはPC使う際にいつもあるわけでもないです。
ポメラ(手前のオレンジ)は友人から譲り受けた大切なたからものですが、フーラスにはあまり使うことはないかなあ。フーラス以外の作品データ(作業中)ならわりと入っています。
そしてこのポメラをデコりたいと思うきょうこのごろ。

twitterで、フーラス12-11の番外編小話を載せたので、こちらにもたたみで転載しておきます。
本編ではボツにしたシーンを、視点を副隊長に合わせて再編集したものです。


 
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