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サイト「Related Worlds」に関するつぶやき。
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メリークリスマス!+セルティナ更新
みなさま、メリークリスマス!
ただいま24日夜の23時をまわっているところですが、日本中の子どもたちがサンタクロースを待って待って待って、お出迎えのために普段は散らかっている部屋をちゃんとキレイにして靴下並べて、「早く寝ないとサンタさんこないよ」と言われてささっとベッドでぐっすり寝ているのかと思うと、関係ないけどなんだか幸せな感じがします。そして明日の朝は届いたプレゼントに「わー!!」と騒ぐ家庭がたくさんなんだろうな。


今月はほとんど書けていないので更新もなく申し訳ないのですが、とりあえず、「セルジュとティナ」の第9話だけはクリスマスイブの話が入ってくるので、今日更新しないでいつするんだ!という気合のもと、更新させていただきました。
あまり楽しい話ではありません。でもここからちょっとずつお互いの(特にセルジュの)意識が変わりはじめるのではないかと思います。と、適当なことを言っちゃう。
ちなみに今回のテーマは、「今ほしいもの」でした。
つがいの白い鳩のオーナメントというと、私は真っ先に「ホームアローン2」を思い出します。クリスマスといったらこれ!大好きな映画です。


それではまた、今年中にあと一度くらいはこちらでご挨拶ができたらいいなと思っています。
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コードブルーと皿屋敷(エレベーター・ガール上げました)。
「エレベーター・ボーイ」を書いたのがもう一年以上前のことになるので、ということは「エレベーター・ガール」の冒頭を書いたのも一年以上前になります。
冒頭書いて、おばあちゃんが脚の骨を折って、それでずいぶんと長い間ストップしていました。ところが、一度書こうという気になったら、最後まで書ききってしまえたのです。自分でびっくりです。

Side:Bと銘打ちました、こちらはヒロト君こと、篠宮裕人のお話となります。
思えば、かなえさんの視点で描いた篠宮さんの姿は、かなえさんにとっては「自分を助けてくれた人」ということになるので、カッコよく見えて当然なのです。
ただ実際は、そーんなカッコいい人でもないのよと。以前にも書いたことがありますが、私が描くヒーローはどこかカッコ良くて、またどこかカッコ悪いのです。裕人に関しては、とにかく「自分には無理だ、無理なんだ」と言い張るばかり。でもそこで頑張っちゃうあたり、私はこの裕人というキャラクターが好きです。

いただいたコメントに以前、このようなお返事をしたことがあります。
⇒「ただそれは、単なる正義感だけで動いたものではないように私は思います。裕人にはもしかすると、かなえを助けることで得られる何かがあったのかもしれません。」
(2013.12.22 「フーラス14-3更新+エレボーイお返事」より)
あまり、作品に関して作者自身で解説はしたくないのですが、つまり、かなえを助けた裕人には常に祖母への想いがあったのだと思います。

突然ですが、コードブルーの放送を実際に聞いたことがありますか。

ちなみに、コードブルーとは、病院内における緊急召集のことです。心肺停止などの患者の容体が急変した際に、手の空いている医師や看護師は担当がどのような科にも関わらず、とにかく現場に駆けつけなさい、という命令です。スタットコールとも呼ばれるそうです。
病院内の内線電話には、すべてこのコードブルーに直通するボタンが存在します。
私は職業柄、過去に三度ほどこの放送を聞いたことがあります。当然、年に二回あるかないか、滅多にかかるものではありません(私が行っていた病院に限ることですが)。
初めてこの放送を聞いた時は、なにせ初めてだったものですから何が何だかわかりませんでした。ただ、二度目に聞いた時は、それがどういう意味を指しているのかを当然わかっていたので、怖くて仕方ありませんでした。自分と同じこの院内に、命の危機にさらされている人がいると思うと、自分には何もできることはないのに、とにかく心臓がどきどきして自分の仕事が手につかなくなってしまうほどです。

上にも書きましたが、コードブルーは患者が急変した際にかかります。そのため、どれだけ医師や看護師が懸命な処置を施しても、助からない、ということも少なくないのです。
そうして亡くなってしまった方がいるということも私はよく知っているので、だからせめてこの話の中ではみんな助かってほしい、という思いも込めて書きました。


ちょっと話が暗くなってしまったので、明るい話を。

落語の皿屋敷が大好きなのは、私です。
初めて聞いたのは、高校生の頃。女流落語家さんでした。そらもう、女の人がお菊さん演じるのだから、実にリアリティのあるお菊さんでした。
皿屋敷といえば、管理を任された十枚あるはずの大切な皿が、一枚足りないということになり(本当は一枚隠されてしまっていた)、その咎を受けて井戸に切り捨てられてしまうお菊さんのお話。井戸から現れるお菊の幽霊が皿を一枚、二枚と数えていって、九まで数えて一枚足りないと嘆く場面を見ると、呪われてしまいます。

落語の皿屋敷はその後のお話。
幽霊お菊があまりにもべっぴんだって噂で、町の男どもがお菊さん見たさに皿屋敷へ行きます。九枚まで聞くと死んでしまうなら、六枚ぐらいで逃げればいい、とそんな具合です。実際に見たお菊はやっぱりいい女。噂が噂を呼んで、毎晩のようにお菊の見物人があれよあれよと増えていく。増えれば当然身動きとれず、六枚くらいで逃げるって算段が、そうもいかずにとうとう九枚まで数えるところを聞いてしまった――!
とまあ、最後までは書きませんが。
「おきーくちゃーん!!」
「はあーい♥」
このやりとりが実にいい!
それまでお堅いものを想像していた私ですが、それを聞いて覆されました。落語って面白い!
作品にユーモアを持ってくるなら、落語から学ぼうと思いました。


さて、珍しく長く語りすぎました。
そろそろこのへんで終わりにしましょう。
さっそくの拍手、ありがとうございます。

……先日の授賞式のことも語らねば。
セルティナ08「昔の話とマルシェ・ド・ノエル」更新
『セルジュとティナ』、ずいぶんとお久しぶりな更新です。
第8話タイトルは「昔の話とマルシェ・ド・ノエル」となっております。

今日は、この次の話となる9話の草稿を終えたところでして、頭の中がすっかりクリスマスモード一色です。まだ9月なのに…!
ちなみに8話を書いていたのが2月のこと。こちらもまったくクリスマス関係ない時期でした。

おっと、先に今回08のテーマを紹介。
「消えないケガの跡ある?」から持ってきます。テーマは完璧に後付けです。
セルジュにとっても、ティナにとっても、「兄貴じゃない」騒動は心に刻まれたまま消えていません。セルジュはティナの言葉通りに受け取ってしまったため。ティナはセルジュにそう受け取られてしまったため。

この話は、主に舞台参考をフランスにしているため(フランスをモデルにしているわけではありません)、フランス語を中心としてちらほら出てきます。クリスマスではなくノエル。メリーゴーラウンドではなくフランス語風にカルーセル。セルジュ、という名前もフランス語圏の男性名です。(ちなみにセルジュを他国語圏に変換するとひとつに「セルゲイ」があります。あれ、どこかで聞いたことのある名前…?)

さて次の話は、この物語の大元となった出来事を。それから、聖夜のお話を載せる予定です。

セルジュの株がどんどん下がるよー。

セルティナ7更新
父に椅子を買ってもらいました。
これがもう、前の椅子なんて比べ物にならないくらいステキな椅子で。リクライニングなんてものもついている優れもの。小説を書くのに長時間座っていることが多いので、やっぱり椅子にはこだわりたいものです。
だけど困ったかな。小学入学時に買ってもらった、現在も現役で活躍している学習机(邪魔な棚をすべて取っ払っているとはいえ)にはこの椅子が似合わないという。


『セルジュとティナ』第7話「ロジェから出された課題」を更新しました。参考テーマは「悩んでることある?」です。
セルジュがようやく本音を語りはじめました。少しだけ、セルジュとティナの関係性が明るみになった感じでしょうか。

ところで、私はかれこれ8年くらいスキマスイッチのファンなのですが、彼らの唄の歌詞に出てくる主人公たちに、セルジュはどことなく特徴が似ているような気がしてきた最近です。スキマスイッチ大橋さんが描く主人公って、カッコ良いヒーローがあまりいないんですよね。良い格好見せようとして空ぶったり、弱いところ見せまいとどうにかこうにか強がってみせたり、臆病だったり、かと言えば子どもみたいにはしゃいで喜んだり…なにかどこか格好悪いところがある。でもそのカッコ悪さが私は好きで。ダサいヒーローってのも、また魅力があって面白いと思わせてくれます。
セルジュはまさにそれ。私はとことんセルジュをカッコ悪い主人公に仕立て上げようとしています。イメージを落として落として落としまくった後に、ぐっと上げる。「落として上げる」心理です。まあ、これが上手く行くかどうかはまだわからないのですが。そもそも彼、今後本当にイメージアップにつなげられるのか。
セルジュを温かい視線で見守ってやるほかないようです。


拍手・ランクリありがとうございます。

セルティナ6UPしました。
今年最初の更新となります。
遅くなりました。本年もどうぞよろしくお願いいたします(。・ω・。)

『セルジュとティナ』6話を更新しました。
参考使用テーマは「何回目のデートでキスしてOK?」より、「エリゼの決め台詞」です。

テーマは一応書き始める前に一覧の中から選択するのですが、今回のこれはさすがに悩みました。主要人物2人に「キス」のテーマはさすがに…と思いましたし、さあこれは選択したはいいがどうするか、と。で、まあこういう出し方をさせていただいたのですが、セルジュにはちょっと意地悪をした感じになったかしら。わたくし、意地悪するのは大好きです。

さてロジェ兄さんの登場です。
4人兄妹の一番上。彼は既婚者です。娘もいるという若いパパ。
この物語ではおそらく一番冷静にものを考えられる人物だと思います。(そして私が思うに、彼の次あたりにロランがいます。この件に関してはまた後々)

私が『セルジュとティナ』という話を書いていて、一番何を楽しみにしているかといえば、登場人物たちそれぞれにちゃんと物語が存在していて、それがサイドストーリーとして書くことができることにあります。セルジュとティナ、二人の話をまとめることができたら、その後にはロジェの奥さんとの馴れ初め話やエリゼの将来の話、エメの学校の話や、ヒルダとステファニーの出会いの話なんかを書いていけたら最高なのです。それこそ全てがひとつひとつの物語になっていて、だけどそれぞれがリンクしているようなそんな関連した物語を。


拍手、ランクリいつもありがとうございます!





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