今日１１月３日より、吉田ケイ様主催の「オンライン文化祭2013」が開催されました。

予告どおりわたくし春野も「エレベーター・ボーイ」というお話を持ち込んでとうとう初のイベント参加です。
ページデザイン、もうちょっとこだわってみたかったのですが、アイデアは思いついてもそれに見合うテクスチャ等がどうしても見付けられなかったので、これでまあ妥協しましょうということに。


●エレベーター・ボーイについて（本編読了後に読んでね）

現代もののフィクションです。Twitterでもぼそりと言ったのですが、同じく現代もの短編である現在サイトに置いている「暗闇とカラス」を初めて書いたのが今からだいたい４年くらい前。それから４年経った私が書いたらエレベーター・ボーイになった、というそんな感じの物語です。
私が日頃書きたいと思っているネタはいくつかあって、そのひとつが「幽霊」を扱った物語でした。別にホラーを書きたいわけではなく、単純に幽霊をコメディ要素として取り入れたかったのです。
でもって、私と言ったら、大のほのぼの恋愛もの好き。
ただ、短編小説でほのぼの恋愛を入れようとすると、私の場合、たいてい出会いのシーンで終ります。起承転結の「起」の部分で終わりにして、恋愛としてはこれからが本番なのにー！ってところで物語終了。
エレベーター・ボーイもそうですね。え、これ恋愛ものなの？と言いたくなったそこのあなた！(笑)　これは私にしたら恋愛ものなんですよ！登場人物こそ、二十代の主人公と、エレベーターに住みついた幽霊少年の話ですけどね、読んで下さればまあわかるかと思いますが、以前にもつぶやいた、私流の「ぼく」と「僕」の違いです。フーラスで言うと、ウィルバーは「ぼく」だけど、アレックは「僕」ですよね。そんなちょっとしたこだわりを今作品でも反映させております。
話は戻りますが、幽霊ネタ。幽霊を扱ってしまうと、最後は「別れ」がついてきてしまいます。私はどうしてもそんな終わり方にはしたくありませんでした。だから最後にすべてひっくりかえしてしまいました。たぶん、これ物語にしたらあるあるネタかもしれない。でも、ラスト、続きを想像できるじゃありませんか。

と、まああとがき含め、こんな経緯がありました、と語らせていただきました。
文化祭はたくさんのクリエーター様がたが参加なされておられるので、ぜひ他の方の作品も読んでまわられてはいかがでしょうか。

ちょっとばかりお久しぶり更新になってしまいました。

『セルジュとティナ』第５話目更新です。
テーマは「兄弟、姉妹はいる？」より「金魚のフン」です。
今回からセルジュの兄妹たちがちょくちょく登場しはじめます。
ざっくりとあげますと、

長男　ロジェ（２７歳）
次男　エリゼ（２４歳）
三男　セルジュ（２２歳）
長女　エメ（１５歳）

という感じになっています。三男坊セルジュはこれでも２２歳なんですね、びっくりだねー。
『セルジュとティナ』、現在の更新時点での季節は秋の終わり頃という具合でしょうか。私は、クリスマスの季節のことをノエルと呼ぶフランス語が気に入っています。今後、クリスマスシーズンのことも書けたらいいのだけど。どうだろう。

次回は、私お気に入りのロジェ兄さんが登場するので、早いところ第８話目を書き終えたいものです（８話書けないと更新できないルールなので）。



話は変わるのですが、でもって報告がだいぶ遅くなってしまいましたが、
このたび「オンライン文化祭２０１３　帰」に正式に参加させていただくこととなりました。
短編小説『エレベーター・ボーイ』をひっさげての参加となります。
現代ものちょっぴり恋愛ファンタジー。内容としましては、主人公の女の子が病院のエレベーターで不思議な生意気幽霊少年に出会うというお話です。
予告編と称して、
http://harunoyuu35.web.fc2.com/elevator/elevator-boy.html
上記リンクにて掲載予定ページを作成していますので、もしよければ覗いてみてください。（正式に掲載するのは１１月となります）

久々に『セルジュとティナ』を更新しました。
第４話目は、テーマ『年下、年上、同い年、好きになることが多いのは？』より、「サファイアの指輪」です。
テーマはあくまでもストーリーのきっかけを作るものであり、必ずしもそれに沿った答えが作中にあるとは限りません。あるいは、それに沿っているとも考えにくい話も今後出てきます。

さて、セルジュは年下がいいのかしら。

ちなみに、セルティナの表紙は、今回の話を元にして作成しています。

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５/２５の土曜日に、新江ノ島水族館へ行ってきました。いえい、今月二件目の水族館だぜ！！


まさにアンダーザシーの世界！
江ノ水のショープログラムは、水族館好きにはたまらない催し物がたくさんありました。

例えばこちら。『フィンズ』といいまして、大きな水槽の前でダイバーさんが水中カメラを使ってリアルに魚たちの表情を画面上へ映し出してくれます。手を上げて、さしてもらえれば自分が一番見たい魚たちの今の表情を間近で映してくれますよ！ちびっこたちに人気なのは、やっぱりエイとサメでした。


そしてなんと言っても私が好きなのはイルカ・クジラ。私が観た回では『Dolferia』といって、ごほうびの魚を途中で与えることなく繰り出される、アクアンとイルカたちによる唄と踊りのパフォーマンスです。これもすごくよかった！


今回はデジイチくんを持って行ったので、前回のすみだ水族館よりずっといい写真を残すことができました。とはいえ、高速で移動してジャンプして回転するイルカを撮るのは至難の業です。

MEMOでの連絡が遅くなりましたが、『セルジュとティナ』の03を更新しました。

テーマは「最近美味しかったもの」です。
ファールとはそば粥のことを言います。ただ、ごめんなさい、味ははっきりはわからないので、材料から見ての想像です。
なんでも、フランスやロシアでは古くから食べられている家庭料理だそうです。クレープの始まりは、そば粥を熱い石の上に落としてできたとかなんとか。
ティナは、ちゃんと主人公の好きな色を知っていて、モスグリーンの毛糸を選んでいます。ただそれで腹巻を作るのは、心配と感謝とからかいが三分の一ずつまざっている模様。



拍手・ランクリいつもありがとうございます。

連日の拍手・ランクリたいへんありがとうございます。

このたび、連作ものの短編集『セルジュとティナ』を掲載することになりました。
ぶっつけで書いているために、おおざっぱな先しか見えていないので、この先どうなるのか私自身も正直なところわかりません。
もともと息抜きが目的で、別名義のブログにて載せていた短編でして、そもそも01の「家出の夜に」を書いた当初は続きものになるとは思っていませんでした。
よって、フーラスと違い、ストックがまるでないので、フーラス以上に更新頻度が落ちるかもしれません。（フーラスでもおっそいのにさあ！）

ただ、この『セルジュとティナ』は私にとってものすごく書きやすい人物たちのオンパレードなのです。
今回語りをやってもらっている「俺」、読んでいただいた方にはわかると思いますが、口がすっごく悪いですね。私の今まで書いてきた小説の中では歴代上位に入るほどの口の悪さです。ついでに言ってしまうと、かっこ悪いです。ヒーローっぽさを多少削りました。ヒロインのティナをその性格で泣かすこともしばしばあります。そんなダメダメ主人公です。

ティナはこちらはまた私の小説の中では典型的、気の強い女の子です。でも、気づかいの出来る心の優しい子です。
私のこの小説への縛りを先にあげてしまうと、ひとつに「主人公とヒロインはお互いの名前を呼ばない」というものがあります。これによって、かなりの書きづらさが生じてしまうのですが、これは初稿当初からのしばりなので譲れなくなってしまいました。

一ページ一話で、完結型となっていますが、話は全てつながっています。短い話もあったり、多少長い話もあったりとまたばらばらです。
上記で、別名義のブログにて、と書きましたが、もともとはブログテーマ（ブログネタ）から選んで書いたことが始まりです。よって、書く話にはそれぞれ関係するネタがあります。その辺は、今後こちらのMEMOでご紹介させていただきます。
さっそく、今回更新した０１と０２について。
０１のテーマは「今、空から降ってきてほしいのは、お金？　愛？」
０２のテーマは「仮病を使ったことある？」
が元となっていました。（いずれもAmebaブログによるものです）

今後とも、お付き合いのほど、よろしくお願いいたします。