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サイト「Related Worlds」に関するつぶやき。
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佐竹美保原画展「ファンタジーを描く」
わたし大好きな挿絵画家の佐竹美保さんが、なんとなんと!ダイアナ・ウィン・ジョーンズ作品オンリーで原画展を開催していただけるとのことで、さっそく行ってきました。

「ファンタジーを描く 佐竹美保のダイアナ・ウィン・ジョーンズの世界」

東京でやっていただけるなんて、わたしほんとうに関東住みで良かった(泣
とにかく表紙・裏表紙・挿し絵問わずDWJ作品におけるイラスト100点以上の展示です。そこまで広い会場ではありませんが、平日月曜真昼間(しかも悪天候)という条件で人もはけており、これ幸いと優に90分はそこに居座らせていただきました。DWJ各作品一点一点に佐竹さんのコメントがついています。すべてを間近で見ることができるので、線の書き方、色の塗り方全部じっくり眺めることができました。本の表紙ではよくわからなかったけれど、あ、ここ白入れてるんだ、とか、一度消しゴムで消したのかな、とかそんなところまでじっくり。とにかく一枚一枚丁寧に描かれており、その技術もさることながらセンスに感動です。
佐竹さんの仕事場の様子も写真で拝見することができます。とてもすごいところでお仕事されている…!あとあと、どんな道具を使っているか、とか、どんな参考資料を使っているか、とか。『魔法使いはだれだ』のナンやサイモン、クロスリー先生のモデルまでちゃんとわかります。感激です。
佐竹さんのDWJ作品挿し絵といったら、とにかく私はグリフィンが大好きで、あとはドラゴンも大好きで、ネコも大好きで、ウマも大好きで、佐竹さん、とことん参考資料で勉強されているのだな、とこの展覧会を見るとよくわかります。
『アーヤと魔女』、『ぼろイスのボス』のコーナーでは、撮影スポットが設けられています。
ということで、お言葉に甘えて撮影させていただきました。
下書きでありながら、この書き込み量…!!言葉が出ません。
個人的にこれ欲しい…!と思ったのは、佐竹さん作ベラ・ヤーガ人形です。あれすごかった…!お部屋に飾りたい…!翻訳者田中薫子さんの、お手製ボス人形もかわいかった!

クレストマンシーシリーズの部屋には、ファンの方が佐竹さん宛てに書けるクロッキー帳が置いてありましたので、せっかくなので書かせていただきました。私の本名ご存知の方がおりましたら、ああ春野、テンション上がりすぎて日本語になってないぜと笑ってやってくださいまし。思いの丈をつづりました。

平日の特典ということで、書籍購入者には展示で出されている佐竹さんのそれぞれのコメントをいただけるそうなのですが、私、文庫版はハウル1.2とグリフィンの年しか持っておりませんでしたので、5冊ほど購入いたしました。

その中で、『魔法泥棒』に関するひとことには思わずぐっとくるものが。

これだけの原画展示で大人800円はお得だと思います。ファンの人はもちろん、彼女の絵を見たことがある人はこの機会にぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

ちなみに、ツイッターで宣言どおりグッズ大量に手に入れてきました。どれもファンには嬉しいものばかり。
だって、またいつかもう一度開催してくださることなんてないかもしれないじゃないですか…泣
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謹賀新年
結局のところ、昨年は年末のご挨拶ができませんでした。

新年あけましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話になりました。今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

今年は書いて書いて書きまくる年にしていきたいものですが、いまだなかなか書けずにいます。学生の頃のあの熱はいったいどこへ行ったのか…。(探し出して見せますとも!)


 

さて、NHK大河ドラマ『花燃ゆ』がはじまりました。
個人的に私は戦国時代が好きなので、幕末はちと苦手なのですが、今回のキャストときたら!なんと豪華なのでしょう!
大河といえば、私はOPに毎度感動させられます。『軍師官兵衛』もよかった!でも今回はさらにそれを上回るような感動があります。
公式サイトにタイトルバック担当のチームラボがインタビューに答えていました。すっかり読み更けてしまいました。出てくる鳥は八咫烏だったんですねー!
書を、水墨画を、立体的に表現する。にゃーかっこよい!

ということで、しばらくはOPと寅次郎兄と伊之助さまに注目しつつ観ていけたらいいなあと。
JX-ENEOS童話賞 授賞式のこと。

この記事を書くに至るまで、なかなかどうして時間がかかったかと申しますれば、あの日の出来事と、自身の気持ちの整理がうまくできなかったからでございます。

11月21日(金)都内某有名ホテルにて、このたび優秀賞をいただきましたJX-ENEOS童話賞の授賞式が行われました。授賞式という場に招待を受けるというのは人生初のことであります。
想像をはるかに超える豪勢な式でした。式とその後に行われたパーティで計何百人いたのでしょうか。

控室で初めて『童話の花束 その45』を手にしました。
私の作品のイラストは山形彰吾様に描いていただいたようです。事前にご本人様とはお話しをしてはいないのですが、私の想像通りの素敵なおじさんズを描いていただきましたことに感激。
誰でも読めるようにルビも全てふってあり、とにかく、ひとつの本として世に出してもらえたことがなによりも嬉しく思いました。
これが全国の教育関係施設およびサービスステーションのみならず、広く海外にまで届けられるとは…!この作品集が老若男女どれだけ多くの方々の手に渡るのか、もはや私の想像の域を超えてしまっています。

さて、授賞式。
拍手で迎えられ、目の前に広がる壇上に仰天しました。なんというか、陳腐な言葉ではありますが、まさにテレビで見るような世界です。小学生以下の部から順々に壇上に呼ばれ、JXグループの各社長の手から賞状を授与されます。壇上に上がる際に、受賞者のプロフィールを司会役の女性アナウンサーが話してくれるのですが、もうそんなもの一切頭に入ってこないほど緊張していました。
そして最優秀賞作品の朗読。作品ももちろん素晴らしいのですが、中井貴惠さんの朗読には大変感動いたしました。私自身、現在そういった仕事もしているため、とても勉強になります。こう、すーっと情景が頭の中に広がってくるんですよね。ああ、こんなふうに自分の作品を読んでもらえたら最高だろうなと思わずにはいられませんでした。

授賞式のあとは記念パーティです。
ホテルの食事が食べ放題!…ですが、私にとってはそんな場合ではありません。緊張をずーっと引きずっている身としては、食べ物などほとんど喉を通りません。
受賞者の方々のお話をうかがうことができました。なんというか、自分がいかに今まで狭い世界にいたのか思い知ることになりました。「今まで私は一体何をしていたのだろう」というちょっとした悔しさ。いや、「ちょっとした」ものではないくらい家に帰った後、悔しい思いをしました。今まで数々の童話賞等に応募し、賞を取られてきた方がおられるんですよね。一方で私は、夢を児童文学作家としているにもかかわらず、日本にどのような児童向け文学作品の公募があるのかを知らない。どこか、今回の童話賞で優秀賞を取って満足している自分がいる。それがちょっと許せない。

薫くみこ先生に挨拶へ伺った際、「がんばって!」とお声をいただきました。この業界(児童文学)は若い人が少ない。もっと若い人に頑張ってもらいたい。薫先生のお言葉を励みとして、今後はもっと頑張ろうという気になれました。

今回の受賞がある意味で私にとってのスタートになる。
優秀賞で満足などしていられません。次は最優秀賞をとりたい。他の賞にもばんばん挑戦。
パーティの後、受賞者の方とは「またお会いしましょう!」とお別れしてきました。それがたんなる夢や希望に終わらないように、今からでも遅くない、私はどんどん先に進みます。


追記となりますが、第45回JX-ENEOS童話賞の受賞作品集『童話の花束 その45』は、現在公式ホームページにてプレゼント企画が設けられております。送料分の切手を同封するだけで、ご自宅まで届けてもらえます。みなさま、これを機にぜひお手にとってみてはいかがでしょうか。
詳しくは⇒http://www.jx-group.co.jp/hanataba/stories/hanataba/
冬仕様
これといって小説の更新はありませんが、サイトトップの画像を冬仕様に変更しました。
ハルヒサ様の画像は本当にだいすきです。
凍てつく氷のような、されどシャキッとした澄んだ光の色。惚れました。

さて、画像変更とともに、お知らせさせていただきました。
先日(11/11)、当サイトは5周年となりました。また、11/26は『魔法の石フーラス』の連載5周年でもあります。
ということで、いろいろ募集します。リクエストなんでもこいやーヽ(*´Д`*)ノ
詳細はサイトトップをご確認いただければ嬉しいです。

……特に来なければ、私一人で考えるんだから(゚ー゚;


山陰地方(島根・鳥取)と近畿地方(兵庫・京都)へ旅をしてきました。
主には、出雲大社と鳥取砂丘と天橋立。城崎温泉にも行ってきましたよー。
写真は八重垣神社の鏡の池です。占いの和紙に十円玉ないし百円玉を乗せて、その沈む様で良縁の様を占います。早く沈めばそれだけ早く、近くに沈めば相手は近くに。
私は二分とかからずすぐ近くで沈みました。あれ、うーん? 近く? 誰かいたかな。
写真見ていただくとわかるかと思いますが、沈まない人は本当に沈まないみたいです。紙は長らく浮かべど、小銭の所だけ穴が空き、小銭だけ水に落ちる、とそんな紙も。それもまたショック。そして、私のすぐ後に占った方の紙を見ていても、風もないのに不思議なくらいにすすすーっと先へ先へ流されていくものもありました。なんと面白いことでしょう。
八重垣神社は古い神社で、最寄りの松江駅からはバスでがたごとずいぶんと離れたところにあるのですが、さすがは良縁の神社。若い方々がたくさんおりました。面白い体験ができるので、みなさまもぜひお近くを旅行された際は、お立ちよりになられては。


旅行に関してはまだ語りたいことは山とありますが、このあたりでひとまずやめておきましょう。

ここ数日の春野は、すでに掲載中の『エレベーター・ボーイ』のSide:B『エレベーター・ガール』を書いています。
Side:Bということは、つまりエレボーイにおける幽霊少年サイドのお話となるわけですが、これがまたちゃんとドラマがありまして。かなえさん、ちゃんと出てくるんですが、このままの予定だと、中心は祖母と孫になりそうです。
本編にありました、二つのコードブルー。Side:Bはもう一つのコードブルーを扱っています。多少専門的用語も出てくるかな。
早めに公開できるように頑張ります。


と言ったところで、明日は緊張・緊張・緊張!のJX-ENEOS童話賞授賞式です。
出来上がった本「童話の花束」を受け取る日でもあるので、とても楽しみなのですが、とても緊張しています。
終わりましたら、またこの場でご報告いたします。

では!



童話賞受賞しました。
こちらでの連絡が遅くなりました。

サイトには直接関係はありませんが、一応管理人情報として本名での応募ですが、公式発表が出たので、おしらせいたします。

この度、第45回JX-ENEOS童話賞にて、優秀賞をいただきました。
⇒『童話の花束』http://www.jx-group.co.jp/hanataba/


まさかまさかの自分でもびっくり仰天です。
学生の頃、第42回の時に一度応募させていただいたのですが、あとになって読みかえせば「これはもう平凡すぎるよなあ」という内容だったのでもちろん賞にはかすりもせず。それから卒業後仕事が忙しかったこともあり、なかなかネタも思いつかず応募にまでいたらなかったのですが、今年度ようやく時間がとれるような生活になってきたので、じゃあまた挑戦してみるか、というそんな経緯です。
とはいえそう簡単にネタが浮かぶはずもなく。されど、浮かべばあとは書くのに一日とかからず。
そうして応募したのが今回優秀賞をいただいた作品「あの世の注文」です。

これはもうみんなに自慢してまわるぞーという勢いで公式発表後に親類やら仲の良い友人やらに言いふらしていたわけですが、まずですね、自分でつけたタイトルすら口に出すのがなんと恥ずかしいことかを思い知ることになったわけです。「どんな話?」と訊かれて、これこれこうだ、と説明するなんてもってのほか。あとはすべて「童話集が出たら読んでください…!」の一言です。
とても嬉しいことに、選考委員の児童文学者、西本鶏介先生に監修・校正をしていただいたので、自信を持っておすすめできるかと思います。


ということで、もしご興味がありましたら、おそらく今年の12月頃に受賞作品集が発行されるかと思いますので、お手にとっていただけると嬉しいです。豪華、プロのイラストレーターさんの挿し絵付きフルカラーですよ!
詳細は今後公式HPの情報を見ていただけると嬉しいのですが、おそらく公式さんでプレゼント企画(返信用切手を送るとお届けしてくれる!)ですとか、全国のENEOSサービスステーションに置かれる予定ですとか、そんな感じで手に入るのではないかと思います。

今は、来月に東京で授賞式とパーティーが待ちかまえているので、ワクワクしつつドキドキです。とりあえず、私も早く作品集を見てみたい! というのが本音であります。
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