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サイト「Related Worlds」に関するつぶやき。
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おおかみこどもの雨と雪
またしばらく更新を空けてしまっています。
サイトを覗きに来て下さっている方、拍手して下さっている方、ランクリして下さっている方がいるのはよおくわかっているので、ちゃんと書かなきゃな、と頬をひっぱたいてる状況です。(もちろん、自分のためにもね)
連日暑くて、夏が嫌いな私なんかほとほとまいっています。夏バテの一歩手前、いえ、片足をつっこんでいるかもしれません。そのくらい家に帰るとだるい。
今はとにかく勉強づくめの毎日です。休みは少ないし、大変だけど、仕事にしても勉強にしても、私はそれら全部を創作のための「取材」だと思ってやっています。物語を考えるのは大好きなので、そう思いながらやると頑張ろうという気になるんですよね。創作するのが好きな方にはオススメの考え方だと思っています。

さて、本題に入りますが、今日は細田守監督の『おおかみこどもの雨と雪』を観てきました。
以下はネタバレ含む感想になっています。閲覧にはご注意ください。

『おおかみこどもの雨と雪』

冒頭、雪ちゃんのナレーションのとおり、本当におとぎばなしのような始まり方でした。

大学の授業で、ふと目に入った学生は、実はおおかみおとこだった。

おおかみ。私の大好きな動物です。犬種だったら、狼に近いほど好き。シェパードとか、ハスキーとか。そんなことは今どうでもいいんだけど(笑)
花と彼の幸せな幸せな物語。子どもが生まれて、幸せいっぱいの家族。いつまでも幸せに暮らしましたとさ、だったらとても素敵なおとぎばなしだった。のに。

唐突に訪れるリアルな悲劇にものすごく胸が痛かったです。
どしゃぶりの雨。都会の川に浮かんだ濡れた毛皮。キジの羽根が散ってへばりついて、目はカッと開いたまま、冷たく動かない動物の体。
こんな光景、実際に私も何度か見かけたことがあります。そこにリアルな描写もあって、だからものすごく心が痛い。
一番印象に残ったシーンがそこでした。

全体的には母の強さを感じるストーリーだったなと思いました。
お母さんって本当に強いんですよね。私は母親になった経験がまだないので、わかったようなことは言えないんですが、以前お子さんがいる知り合いに聞いたことがあります。「子どものためだったら大変でも辛くてもなんだってできるんだよ」
「ハリー・ポッター」、「獣の奏者」、「アブダラと空飛ぶ絨毯」、最近だと映画「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」とか、私が知っている作品には強いお母さんが多いです。子どもを守る世のお母さんを本当に尊敬します。

ああ、それにしても大沢さんの声がかっこよかったー!あおいちゃんの声もステキ!
やんちゃだった雪ちゃんは美人でかわいいし、弱虫だった雨くんはお父さんに似て本当にかっこよくなった。
韮崎のおじいちゃんはこわいけどいいひと。いなかの地域コミュニケーションはすごいですね。そう言う意味では古き良き日本の姿を描いた映画ともいえるかもしれません。

夏で始まって、夏でしめくくる。
「時をかける少女」や「サマーウォーズ」しかり、細田監督は夏が好きなんでしょうね、きっと。
大した感想なんていえやしないけど、ステキなおはなしでした。

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